SSブログ

[雑談]歴史の「事実」と「解釈」

三国志について、触れたので、ここ数日は、中国の歴史のことがよく、頭に浮かぶ。

中国の良い面、悪い面の両方である。歴史において、良いも悪いもない。あるのは、「事実」と「解釈」だけだと、問われるかもしれない。私は、このような質問をされると談義に花咲くこととなりだとうれしく思う。良い悪いと言った言葉には、既に私的な解釈が含まれていて、主観、主張に過ぎないからである。

「事実」とは、実際にあった事柄。「解釈」とは、自分なりに考え、理解することである。

残念なことであるが、現在の中国は、「事実」と「解釈」についての理解がないように、思える。領土
、靖国、南京などを問題としているが、そもそも、「事実」として認められていないものを「解釈」のみで、語られるのは、非常に残念である。理由付けがあれば、考える余地があるのだが、「解釈」の押しつけは、反発を招いてしまうとは、考えないのであろうか。

そもそも、私は、歴史認識を外交カードにすることが自体が、ナンセンスであると思う。百歩譲って、
議論のテーブルについたとして、どこまで、さかのぼって、問題化させるのか?という問題の出発点を定義付けできないからである。そして、補償するといっても現在の貨幣価値に換算する作業を双方納得の上で決着させることは、できないのではないでしょうか。

結局、テーブルにいても、双方、不幸になるだけ。テーブルにつかずに、「対話のドアは常にオープンにしている」という我が国の政府のコメントが良く理解できたような、気がする。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。